指がとれても治療を受けられない… 避難所で生き抜くために知っておいてほしいこと
甚大な被害に見舞われた、元日の能登半島地震から1ヵ月が経ちました。今回は災害医療の専門家である石井美恵子さんをお招きし、「もしもの時の備え」を考えます。度重なる震災を経験しても、避難所では厳しい生活が待ち受けている現状に、「日本は100年間同じことを繰り返している」と、石井さん。大地震のリスクと生きる私たちが、今すぐやるべきこととは。 骨折したら“雑誌”で手当て?/血液ドロドロは気づけない/毛布じゃ寒くて眠れない!/床から25センチは細菌やカビだらけ/「具ナシでもいいから、味噌汁が飲みたい」/シェフが腕をふるうイタリアの災害キッチンカー…など ーーー 【出演】 石井美恵子(国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科教授)、金城珠代 (生活・文化編集部)、大谷百合絵(AERA dot.編集部) ■もしもの時の備えがわかる、石井美恵子さん監修の書籍:『保存版 新しい防災のきほん事典』 ■記者・大谷が見た輪島の姿:がれきの下に消えた夫との夢 輪島塗の作品を置ける交流の場を…「ここに翔ちゃんが埋まってたんです」 感想やリクエストはこちらまで→aeradot@asahi.com