#16 社会を再解釈する2つの「デザイン」:スペキュラティブデザインとコンテクストデザイン

フィクショナルだけどあり得るかもしれない世界観を表現し、鑑賞者一人一人の想像力を喚起する「スペキュラティブデザイン」。 作り手の一義的なメッセージを伝えるのではなく、読み手(鑑賞者)による多義的な解釈の表出を目的とする「コンテクストデザイン」。 問題解決のための「デザイン」ではなく、大きな問題に対して小さな力で対峙するためのヒントが示されていそうな2種類の「デザイン」を、愉快な事例と共にご紹介します。 日本にももっと、問題提起のデザインが増えますように! 【感想や質問、トピックのリクエストはInstagramやウェブから】 Web: compostcapitalism.wixsite.com/podcast/dig-deeper (エピソードで紹介した書籍や事例を掲載) Instagram: instagram.com/compostpodcast/ (エピソードで言い残したことや、リホとハヅキが気になるニュースを紹介)

Om Podcasten

COMポスト資本主義(コンポスト資本主義)は、社会・環境・政治などに関わるさまざまなテーマについてリホとハヅキが対話を繰り広げるポッドキャストです。気候変動やエコロジーから、食、ジェンダー、セクシュアリティ、メンタルヘルス、アート、デザインまで、幅広いトピックに飛び込みます。 マツマル リホ:98年大阪生まれ。都市における循環や、多種の共生・共栄に興味あり。食・農業に関わる場作り、ソーシャルITスタートアップの共同創業などを経て、エコロジーについて学びを深めるためにロンドンの大学院に進学。引き続きロンドンで暮らしている。 ヤスナガ ハヅキ:97年イギリス生まれ。美術大学でデザインを学んだ後、食関係のNPOや産地と距離の近い飲食店等を回遊する。現在は株式会社ロフトワークのクリエイティブディレクター。イギリスにもいつかまた住みたい。 Instagram: @compostpodcast Email: compost.capitalism.podcast@gmail.com