#17 ユートピア経済小宇宙:クルミドコーヒーの事例

今回取り上げるのは、東京・西国分寺のカフェ「クルミドコーヒー」。 店主・影山知明氏の著書『ゆっくり、いそげ』で知られ、遠方からも人が訪れるこのカフェから、どのような経済の形が学べるのでしょう? 店主の過去のキャリアは、コンサルやベンチャーキャピタルという一見「利益重視の資本主義」の権化のようなもの。そんな彼がクルミドコーヒーで体現しているのは、ギブ(贈与)の精神を中心に据えた「人を手段にしない経済」なのです。 『ゆっくり、いそげ』やお店での体験について話を展開しつつ、過去のエピソードで取り上げたテーマにも時折触れています。美味しいコーヒーをすすりながらどうぞ。 【感想や質問、トピックのリクエストはInstagramやウェブから】 Web: compostcapitalism.wixsite.com/podcast/dig-deeper (エピソードで紹介した書籍や事例を掲載) Instagram: instagram.com/compostpodcast/ (エピソードで言い残したことや、リホとハヅキが気になるニュースを紹介)

Om Podcasten

COMポスト資本主義(コンポスト資本主義)は、社会・環境・政治などに関わるさまざまなテーマについてリホとハヅキが対話を繰り広げるポッドキャストです。気候変動やエコロジーから、食、ジェンダー、セクシュアリティ、メンタルヘルス、アート、デザインまで、幅広いトピックに飛び込みます。 マツマル リホ:98年大阪生まれ。都市における循環や、多種の共生・共栄に興味あり。食・農業に関わる場作り、ソーシャルITスタートアップの共同創業などを経て、エコロジーについて学びを深めるためにロンドンの大学院に進学。引き続きロンドンで暮らしている。 ヤスナガ ハヅキ:97年イギリス生まれ。美術大学でデザインを学んだ後、食関係のNPOや産地と距離の近い飲食店等を回遊する。現在は株式会社ロフトワークのクリエイティブディレクター。イギリスにもいつかまた住みたい。 Instagram: @compostpodcast Email: compost.capitalism.podcast@gmail.com